謎に包まれていたパリオリンピックのプレ大会、昨夜に開幕しました。
どこで見られる?
この大会の公式配信はありません。またきっちりとした撮影機材がセッティングされている様子がないとのことで、他国でも放送はされていなさそうです。
※決勝戦のみ動画あり!このページの下部に記載しています。
参加国
- 日本(WR7位)
- ベルギー(WR12位)
- コロンビア(WR16位)
- カナダ(WR17位)
- アルゼンチン(WR22位)
- フランス(WR24位)
すべて日本より下位のチームばかり。しかも半月後に開幕する今年の大本命、世界バレー本番でコロンビアやアルゼンチンは同じD組ですし、勝ち上がればA組のベルギーと2次ラウンドで対戦する確率が高いです。
日本代表16名
16名の登録で、この中から試合ごとに14名が試合に出場します。最終的に世界バレーのメンバーはここから2名落選しますが、まずはリベロ登録の内瀬戸・小島・福留の中から1名、あとは宮部藍梨をMBで登録するならMB5名の中から1名、もしくは宮部藍梨をOHの控えとしての起用も考えてるならOH陣の中から1名を外すことになりそうですね。
日本戦の日程
9/09(金) | 24:30~ | vsベルギー |
9/11(日) | 27:00~ | vsアルゼンチン |
9/13(火) | 27:30~ | vsフランス |
9/15(木) | 21:00~ | vsカナダ |
9/17(土) | 22:00~ | vsコロンビア |
9/18(日) | 未定 | 順位決定戦 |
結果
vsベルギー
[試合結果]
第1セット | 25-17 |
第2セット | 25-18 |
第3セット | 25-21 |
第4セット | |
第5セット |
[スタメン]
日本:関・林・古賀・井上・島村・横田・L=福留/内瀬戸
(途中出場)石川・宮部妹→リリーフサーブ、宮部姉→リリーフブロックは確認
(ベンチアウト)MB山田・L小島
ベルギー:3・4・7・10・15・19・L=18
第3セットはヘルボッツ出てなかったようです。
部分的に動画を見ましたが、島村のブロードと井上のバックライト?の動線が被ってぶつかりそうになったシーンが気になりました。オランダ戦で低い速い連発して苦戦した時よりは少しセットを浮かせていた気がします。
TBSスポーツのエースである石井アナがインタビューしてました。女子バレーのためだけにフランスに来ているわけではないと思うのですが、今フランスでなんか大きなスポーツ大会やってます?
[追記]
石井アナ、やはりこのために取材してるようで、女子バレーには力入ってますね。
[その他の試合]
アルゼンチン 3-2 カナダ(25-17 20-25 25-21 24-26 15-13)
フランス 3-0 コロンビア(26-24 25-17 25-20)
vsアルゼンチン
第1セット | 25-11 |
第2セット | 25-22 |
第3セット | 25-15 |
第4セット | |
第5セット | |
[スタメン]
日本:関・林・古賀・井上・小川・横田・L=小島
(途中出場)宮部姉・宮部妹・籾井
(ベンチアウト)MB山田・L福留
[その他の試合]
フランス 3-0 ベルギー(25-17 25-20 25-23)
コロンビア 3-0 カナダ(26-24 25-17 25-20)
vsフランス
第1セット | 25-21 |
第2セット | 25-17 |
第3セット | 25-20 |
第4セット | |
第5セット | |
[その他の試合]
ベルギー 3-0 カナダ(25-21 25-19 25-16)
コロンビア 3-0 アルゼンチン(29-27 25-18 25-14)
vsカナダ
第1セット | 25-17 |
第2セット | 25-19 |
第3セット | 25-20 |
第4セット | |
第5セット | |
[その他の試合]
コロンビア 3-2 ベルギー(25-23 21-25 26-24 22-25 15-10)
アルゼンチン 3-1 フランス(25-19 25-17 23-25 25-18)
vsコロンビア
第1セット | 25-21 |
第2セット | 25-22 |
第3セット | 25-17 |
第4セット | |
第5セット |
[その他の試合]
フランス 3-0 カナダ(25-22 25-15 25-23)
ベルギー 3-1 アルゼンチン(23-25 25-1725-19 25-19)
予選最終順位
1位 | 日本 | 5勝0敗 |
2位 | フランス | 3勝2敗 |
3位 | コロンビア | 3勝2敗 |
4位 | ベルギー | 2勝3敗 |
5位 | アルゼンチン | 2勝3敗 |
6位 | カナダ | 0勝5敗 |
順位決定戦
9/18(日)
5位決定戦
アルゼンチン 3-2 カナダ(21-25 25-22 20-25 25-15 15-13)
3位決定戦
ベルギー 3-0 コロンビア(25-20 25-15 25-13)
決勝戦 26:00~
日本 3-1 フランス
決勝戦 vsフランス
[スタメン]
日本:関・古賀・井上・林・島村・横田・L=福留
第1セット | 30-28 |
第2セット | 25-27 |
第3セット | 25-20 |
第4セット | 25-19 |
第5セット | |
昨日の試合はフランス国内でも放送されていて、その模様がYouTubeに上がっています。
最終順位
1位 | 日本 |
2位 | フランス |
3位 | ベルギー |
4位 | コロンビア |
5位 | アルゼンチン |
6位 | カナダ |
[個人賞]
ベストセッター 関
ベストブロッカー 横田
ベストレセプションアタッカー林
(ベストレセプションアタッカー?!ベストアウトサイドヒッターのこと?!)
おわりに
全勝優勝(当然だけど)ということで、今大会の目的である「勝ちグセをつける」ということは達成されましたが、ほとんどの試合をガチメンで戦ったということで、本番に向けてこのガチメンが崩されたときのバックアップなど含めて実践でどのくらい通用するかというのはあまり試せてなかったような気もします。特に宮部姉のミドルなんてガンガン使わないと実践は厳しいと思うのですが、山田が最終戦で出てきたところを見ると、宮部姉をそこまで積極的に使わなかったのは本番で選ばないから?!という可能性もあるのかなと。
眞鍋監督は第2期(2013~2016年)でミドルの攻撃力不足を解消するためにMB1やハイブリッド6に取り組み、2013年グラチャン3位、2014年ワールドグランプリ2位と好成績を収めましたが、大本命の2014世界バレーではアゼルバイジャンやクロアチアにも敗れ2次リーグ敗退に終わっています。
あの時も世界バレー直前のワールドグランプリファイナルラウンドでは、東京開催ということもあって日本はガチガチで挑み銀メダルを獲得しましたが、各国は日本のデータをきっちり取って本番の世界バレーでしっかり対策してきました。結局MB1やハイブリッド6はこれ限り行われることはなく、この2年を無駄にしたとよく言われています。しかもこの眞鍋監督の方針に納得のいかなかった某選手(ロンドン五輪銅メダルと立役者の1人でもあり、このときの攻守の要だった選手)は以後眞鍋JAPANに戻ることはありませんでした。失った代償はかなり大きかったと思います。
日本は特に女子がネーションズリーグなどの本命の大会の直前の大会では好成績、本番では惨敗っていうケースとか、大会直前までハードな練習でピーキングに失敗した過去がそこそこあるので、今回もそうならないと良いんですけどね…
おまけ
この大会に先駆けて行われたオランダとの親善試合の第2戦の動画を貼っておきます。公開の親善試合は2試合、非公開の試合が1試合の計3試合行いましたが、観客を入れての最初の2試合はオランダの協会のホームページで配信されていましたが、2試合目だけYouTubeに上がってます。
ちなみに第3セット~第5セットは宮部姉がMBとして出場しています。
(削除される前に早めに見ておきましょう笑)
コメント
Thanks.