[注意]本記事には映画のネタバレがふんだんにあります
公開初日、仕事終わりに夜の部を観てきました。
いっぱい観に来てくれてるかなぁ、チケット売れてるかなぁと誰目線かよくわからない感情で劇場に向かうエレベータに乗る前の画面で、「残りわずか」という表示を見て少し安心しました笑
公式サイト

物販
会場で販売されているグッズは
・クリアファイル(550円)
・アクリルキーホルダー(880円)
の2点のみで、ちょろちょろ売れてはいました。ちなみにパンフレットの販売はありません。
入場者プレゼント
この映画自体は3週間限定公開なのですが、1週ごとに特典が切り替わります。

どんな映画だったか
本作の映画はタイトルにもあるように、髙橋藍・関田誠大・西田有志・柳田将洋の4人にフォーカスを当てたSVリーグ初年度のドキュメンタリーです。
基本的な構成は、SVリーグ2024-25のクォーターファイナル・セミファイナル・ファイナルの各試合をダイジェストで振り返りながら、あの場面で選手は何を考えていたのかをインタビュー形式で答え、試合と試合の間に各選手のオフショット映像をふんだんに盛り込んでいる、といった構成です。
ざっくり4人のオフショットシーンを振り返っておきます。
①柳田将洋
この愛車紹介から始まります。
ちょっとしたドライブの後、お客様のオーダーに合わせた一杯のコーヒーを提供する「ROSTRO」というお店でコーヒーを味わいます。
リーグでは思ったほどの出場機会を得られず悔しい思いをしたのでどーのこーの…(正確なことは忘れたww)っていうオーダーをしてました。
そして出された一杯を飲んだ彼の表情はぜひ劇場で確かめていただきたいです!
柳田のリクエストからバリスタがイメージしたのは「円熟」。その一杯をしっかりと味わってました。
②西田有志
SVリーグ終了後、いろいろと物議を醸して選手会発足の話題などがありましたが、その件についてSVリーグのお偉いさんとお話をするために東京を訪れたときの一コマです。
「若いうちから体のメンテナンスはしっかりとやっておくべき」という信念から、プライベートサウナに訪れています。
こちらの、東京タワーを望める最高級個室サウナ「LOCA」というお店だったと思います。
水着一丁で隆々の筋肉をたっぷり見せてくれます笑
「妻の影響もあってスキンケアには人一倍こだわっている」ということで、7種類のクリーム等を使い分けてて、時間もお金もかけているとのことです。
4名のインタビューは別々の場所で収録しているのですが、この話をインタビュアーから聞かされた柳田将洋が答えた一言
「◯◯◯◯◯、そんな」
ってツッコんだのが、このドキュメンタリーの個人的ハイライトでした🤣
いやー、これはぜひご自身で劇場でご確認いただきたい!
③関田誠大
彼も柳田同様愛車に乗って軽くドライブしたあと、シーズン中は節制しているという揚げ物を食べに和食店に向かいます。車の後部座席に衣装を入れたダンボールを積んでたのが気になってたのですが、実はその種明かしが後半にありました。
たぶんこのお店だと思うのですが、まず最初にかじりついたアジフライ?を食したときの表情は、ファンにとってはたまらないと思うのですが、これすでに予告編で公開されてました。
これもハイライトの1つだと思うんですけど、予告で結構見せちゃってますね。
「プライベートはあんまり話さないし、ファンサービスもそんな良い方ではないので…」みたいなことを言ってて、こういう撮影をされるのがすごく恥ずかしいと言ってたのですが、このあと急に饒舌になります。
ここで先ほど紹介した愛車の後部座席に載せてたダンボールの登場なのですが、そこにはファンならよくご存知の古着がたくさん詰め込まれていました。それをスタッフさんたちに紹介するときはよくしゃべるしゃべる笑
ぜひ劇場でご覧ください!
④髙橋藍
ここまでは白熱の試合と、先述の3名のプライベートをしっとりと紹介していたのですが、真打ち”髙橋藍”の登場から急にこのドキュメンタリーの趣向が変わります。
え、なになに、これ「らんるいチャンネル」?「髙橋藍のオフになにする」??みたいなゆるーい映像が流れます笑
訪れたのは京都・鴨川の上流にあるこちらのMKボウル上賀茂。ラウンドワンなど大手が進出し、ローカルボーリング場はどんどん閉店している中、いまだ健在のボーリング場。自分も一度行ったことありますが、ゲームコーナーなんかはレトロな感じが残っていて、個人的には懐かしい感じのボーリング場でした。
スポーツ万能、できないスポーツはないという藍が兄・類とボーリングだけでなく、ストラックアウト、バスケ、卓球で対決します。
その勝敗はぜひ劇場でお確かめください!
どんな人にオススメ?
上述の4人のファンの方は必見だと思いますが、特に優勝を目の目前のところで逃したジェイテクトSTINGS愛知のファンは涙なしには観られないかも知れません。
目の前で優勝の喜びを分かち合うサントリーメンを見ながら、スタッフに誘導されてもなかなか立ち上がれない涙ぐむ関田や高橋健太郎の姿は…
関田が健太郎に向かって「俺達よく頑張ったよ!」というシーンは自分もグッときました。
個人的にはあの大熱戦だったセミファイナルやファイナルで、彼らが注目のシーンでどう思っていたのかが知れたし、純粋にバレーボールが好きな方も楽しめると思います。
ファイナルで関田がベンチに飛び込んでまで取りに行った1球への思いとか、捻挫が癖になってしまっている話、またワンハンドで上げる華麗なトスを実は全然難しくないって話だったり、初めて知れた話も。
ただこの4人のチーム以外のファンの方は…
セミファイナルまで勝ち上がったウルフドッグス名古屋はニミルや水町の活躍を中心に取り上げられますけど、準優勝の宮浦を含めて試合映像が流れるだけで、インタビューすらありません。
チャンピオンシップに残れなかった堺・東レ・VC長野・ヴォレアスの4チームについては冒頭にさらっと全チーム紹介で数秒の映像が流れただけですので、このチームのファンの方は予想通り本当に出てこないと思って方が良いです。
メインの4人+
公開劇場
現時点でも1日1回の上映しかないところもありますし、終盤はさらに時間帯が悪くなる可能性もありますので、今のうちに観に行っておいた方がいいかも知れないですね。
下記サイトで上映劇場を確認してみて下さい。

最後に
この映画を観ると確実にSVリーグモードになると思います。
世界バレー終わってから観るのをオススメ…と言いたかったのですが、残念ながらまさかの2連敗スタートで予選ラウンド敗退が決定してしまいました。
ここは気分を変えるためにも、このドキュメンタリーを観に行ってみませんか?