バレーボール男子日本代表2024チーム記者会見ライブ配信

すでに4月から代表合宿は始まっていますが、この記者会見が行われるといよいよ代表が始動するという実感が湧きます。昨年同様TBSスポーツのYouTubeでライブ配信されます。

平日の昼間なので、動画は見られないけど文字なら見られるという方向けにリアルタイムで文字起こししていきますので、よかったらご覧下さい。

日程
配信サイト
会見内容
2024年度スケジュール
2023年度記者会見
ネーションズリーグ視聴方法
パリ五輪出場健獲得の感動をふたたび！
書籍情報

日程

2024年5月7日(火)14:00～

配信サイト

4/5(金)に行われた女子の会見動画は現在も視聴可能なので、男子もアーカイブが残ると思われます。リアタイできない方もご安心下さい。

会見内容

南部強化委員長の挨拶
4/10より今シーズンの活動を開始。

・東京大会からの強化の継続
・各大会で出た課題をクリアしチームを成長させていく
・2チーム体制での強化(Aになにかあった場合の入れ替え・次世代の強化)

その結果東京大会以上の戦力が整った。

Bチームについて、若い戦力が急成長している。甲斐は特にこの2年で急成長した選手の一人。

パリ大会ではミュンヘン以来のメダル獲得を目指して頑張るので応援していただきたい。

ブラン監督

スローガンは「すべてはパリのために」「ともに歴史を作る」

この目標を達成するために懸命に努力し、OQTが終了したときには計り知れない喜びと満足感を覚えました。私の願い・私達の夢はオリンピックでメダルを獲得することです。パリでメダルを獲得することは、日本のバレーボールの歴史に新たな1ページを刻むことになるでしょう。何年経っても誇ることのできる1ページを。「ともに」という言葉を使うことでチーム登録メンバーだけではなく、この冒険の一翼を担い、わたしたちのスポーツと代表チームへの情熱を共有してくださるすべてのバレーボール関係者の皆さまと心を一つに共にありたいと思います。

2024年の我々の主要目標はパリオリンピックでメダルを獲得すること。これは非常に野心的な目標。TOP6のチームはすべて同じ野心を持っているしそれぞれ最高のレベルでプレイする準備ができているため、競争は厳しいものになるでしょう。しかし私たちにはこの挑戦に立ち向かう熱意と決意があります。2023年に出場権を獲得できたので、石川と髙橋藍は休養しそれぞれ別メニューで調整していきます。彼らは5/31に代表に合流し、福岡とマニラでのラウンドに出場します。

VNLには2つの大きな中間目標があります。1つ目はチームが高いパフォーマンスを発揮できるように準備をすること、チーム力を高め重要なポイントやセットを獲得できるようになること、難しい局面に対処することを目指します。パフォーマンスを最適化する方法について経験と革新を積み重ねてオリンピックに臨む必要があります。2つ目は6/26に行われる五輪のプール分けに直結する世界ランキングにおける目標です。メダルを獲得するためにはまず準々決勝に進む必要があります。プールの構成は重要です。有利な結果を望むには世界ランキングで上位5位以内を維持する必要があります。最も注意すべき存在はアルゼンチンで、ポイント差は26pt。

VNLファイナルラウンドは五輪と似た形式のため、五輪に向けての準備にプラスの影響があるかもしれません。このファイナルのマイナス点はマニラからすぐにヨーロッパに出発しなければならず、疲労が蓄積すること。しかもファイナルに進むと五輪への準備期間は少なくなってしまう。

だからこそVNL各試合でのパフォーマンスに集中することが目標としてより重要であると考えます。パフォーマンスが良ければ我々の目標は達成されます。それでファイナルラウンド進出が決まれば言うことはありません。2023年同様メダルを目指します。

2024年シーズンは短く、準備期間も短くなります。技術面・戦術面を向上させ続けるために全力を尽くしていきます。しかし2021年以降築いてきた結果はチームの団結力の賜物です。世界ランク4位のチームになれたのは毎年ポジティブな経験もネガティブな経験も糧にして前進できたからです。今年も例外ではなく、VNLでの全てに試合をより深く理解し意思決定のスキルを向上させるために向上する必要があります。

チームとして勝つことを学ぶにはチーム内の安定性が必要です。そのためVNLに参加する16名の選手の限られたチームで活動していきます。怪我など必要な場合にはメンバーを入れ替えます。

Bチームは石川と髙橋藍の活動再開を可能にするだけではなく、必要に応じて他の選手がオリンピックのメンバーに加わる準備をするため、今年も非常に重要です。

12名の選手と1名の補欠選手の選出はVNL後に行います。選考基準は以下の通り。
・VNL中に発揮したパフォーマンス能力と各試合への影響力
・チーム内の戦術面、メンタル面、チーム力における選手の補完性

日本代表チームスタッフ紹介

質疑応答
Q：(ブラン監督に対して)戦術面・メンタル面・技術面、どういったピースが揃えばメダルが取れるか？
A：2023年からいい準備ができてるので自身があります。メンタル面ではナーバスになること無く、ストレスになること無く、選手間、選手と監督の間でもディスカッションを重ね本番に望みたい。重要になるのは技術面・戦術面だけはなく選手のフィジカルも大事。特に大事なのはメンタル面での戦略になると思う。

Q：五輪の補欠メンバー1名についてはどう考えているか？(話せる範囲で)
A：何年も前から14名にして欲しいとリクエストしてきたが、残念ながら14名は得られず、VNLが終わるまでにはいい方法を見つけていきたい。

Q：(ブラン監督に対して)最強の日本代表と称されることもあるが、強い日本代表を作れているのはなぜだと監督は思っているか？
A：まず何よりも練習、相手へのリスペクト、モチベーションに加えて才能、あと何よりも頂点になりたいと思う熱い思いが必要だと考えている。メディカル等スタッフ全員のサポートがあってこそ成し遂げられた。毎年毎年成長を重ねていくことによって今のレベルに達してこられたことは監督として非常に満足している。また日本の強みについてはレシーブ・ディフェンス・サーブ・サイドアウトを取っていくこと。パリではブロックも強いチームになったと思ってもらえるように期待している。

Q：(ブラン監督に対して)早い段階からメンバーを絞り込んでいる狙い、セカンドセッターを深津に絞っている狙い・目的は？
A：今年は準備期間が短いのでできるだけ初期段階から集中していくことが大事、それがチームの質につながり、それぞれの選手がチームに所属している意識を持ってもらうために早い段階から決めることにした。(深津のことについては触れず)

選手入場
・石川祐希
・西田有志
・小野寺太志
・深津旭弘
・宮浦健人
・大塚達宣
・山内晶大
・高梨健太
・関田誠大
・髙橋健太郎
・富田将馬
・髙橋藍
・小川智大
・甲斐優斗
・山本智大
・エバデダン・ラリー

石川祐希
今年もキャプテンを務めさせていただきます。今シーズンはパリが一番の目標になると思うので、オリンピックでメダルを取るためにすべてをかけて望んでいきます。

西田有志
今年度しっかりとメダルと獲得するということを心に掲げて今シーズンはしっかりと戦っていきたいですし、ネーションズリーグでまずしっかり結果を求めて、そこを一つ一つクリアして五輪に行きたいです。

小野寺太志
パリ五輪本番の年なのでチーム一丸となってメダルを獲得しに行く、そしてまずはVNLで一人ひとりがベストなパフォーマンスを発揮して、オリンピックに繋げられる大会にしていきたいですし、練習からみんなで士気高くレベルの高いプレイでしっかりと備えていきたいです。

深津旭弘
メダル獲得に向けてチーム一丸となって臨んで行きたいと思います。いろいろ苦しいこともあると思いますが、笑顔でチーム一丸となって乗り越えていきたいと思います。

宮浦健人
メダルを取るために強い覚悟を持って練習だったりVNLに臨みたいと思います。

大塚達宣
五輪まで日数も限られているので、毎日の練習から全員で質の高い練習を作っていけるようにして、五輪では絶対にメダルを獲得できるよう、自分の求められた役割をしっかり果たせる用に頑張っていきたいと思います。

山内晶大
今年はパリ五輪があるので、代表キャリア最後になってもいいという覚悟で出し切って今シーズンは目標に向かって頑張っていきたいと思います。

高梨健太
五輪でメダルを獲得するために1日1日の練習を頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。

関田誠大
この3年間パリを見据えて取り組んできたので、メダルをっ九徳するために合宿やVNLを通してしっかり成長していけたらと思います。

髙橋健太郎
みなさんこんにちは！五輪に向けてMBが果たさなければいけない役割・責任はこのチームにとってものすごく重要だと思っていますし、MBが成長すれば必ずメダルの取れるチームだと思っています。その責任を果たすべく日々の練習から1日1日大切にして、東京五輪で叶わなかった五輪の出場というものを個人としては果たして、日本に貢献したいと思うので応援よろしくお願いします。

富田将馬
五輪でメダルを獲得するために自分自身ができることを最大限にやってチームに貢献したいと思います。

髙橋藍
(今年は挨拶でのボケはかまさずｗ)まずはVNLで去年以上の成績を上回るという目標で頑張りたいですし、五輪ではメダル獲得を目標に全力を出したいなと思います。

小川智大
ポジションはリベロです。今年は五輪があるのということで国民の皆様も期待していると思うので、その期待に応えられるように自分自身頑張りたいと思いますし、自分の個人の目標である五輪が行われるので、そこでメダルを取りたいなと思います。

甲斐優斗
メダル獲得というチームの目標に自分も貢献できるようにVNLからしっかり自分をしっかりアピールしていければいいと思っています。

山本智大
パリ五輪でメダル獲得に向けて、リベロとしてディフェンス面でチームに貢献できるように頑張りたいと思います。また日本のレベルが世界のトップということを証明できるように頑張りたいと思います。

エバデダン・ラリー
今年は皆さんの目に見えるように数字で結果を残してまいりたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

アシックスによる新ユニフォーム披露
・コンディショニング(吸汗速乾)
・フィッティング(腕振り動作をしやすいように)
・サステナビリティ(CO2削減)

デザインについて、テーマは「YAGASURI」で、カラーは赤・白・黒

5/21(火)10時～　オーセンティック・レプリカシャツ/応援Tシャツ(選手名入り)
6/01(土)10時～　応援Tシャツ(選手サイン入り)
※アシックスオンライン他で販売開始

フォトセッションにて終了。