昨年10月末までには決まる予定だったパリ五輪予選の開催国がようやく決定。
男子は日本・ブラジル・中国での開催となりました。
パリ五輪予選の組分けは?
開催国が決まれば、あとは果たして日本にどこの国がやってくるのかが気になるところ!
レギュレーションでは
オリンピック予選の開催国のうち、世界ランキング1位をA組、2位をB組、3位をC組に振り分ける
以下、予選開催国を除いた21カ国を世界ランキングの順位ごとにグループ分けし、抽選を行う
https://www.jva.or.jp/topics/20220408-1/
となっているので、まずは世界ランキングを見ていきましょう。
世界ランキング(2023.1.1時点)
| 1位 | ポーランド |
| 2位 | イタリア |
| 3位 | フランス |
| 4位 | ブラジル |
| 5位 | ロシア |
| 6位 | アメリカ |
| 7位 | 日本 |
| 8位 | アルゼンチン |
| 9位 | スロベニア |
| 10位 | イラン |
| 11位 | セルビア |
| 12位 | キューバ |
| 13位 | オランダ |
| 14位 | トルコ |
| 15位 | カナダ |
| 16位 | ウクライナ |
| 17位 | ドイツ |
| 18位 | メキシコ |
| 19位 | チュニジア |
| 20位 | エジプト |
| 21位 | ベルギー |
| 22位 | チェコ |
| 23位 | ブルガリア |
| 24位 | フィンランド |
| 25位 | カタール |
| 26位 | 中国 |
パリ五輪開催国であるフランスはすでに出場権を持っているので、フランスを除いた上位24チームがパリ五輪予選の出場資格を得ることになります。となると25位のカタールまで。
あれ?!26位の中国が開催国になっている!
ということは現在ウクライナ問題真っ只中のロシアは除外されていると見て間違いなさそうです。でなければこの中から辞退する国が出たのか、カタールに外れてもらうなどしないと数が合いません。
では続いて振り分けのグループを見ていきましょう。レギュレーション通りであれば
A組→ブラジル
B組→日本
C組→中国
| 開催国 | ブラジル・日本・中国 |
| グループ1 | ポーランド・イタリア・アメリカ |
| グループ2 | アルゼンチン・スロベニア・イラン |
| グループ3 | セルビア・キューバ・オランダ |
| グループ4 | トルコ・カナダ・ウクライナ |
| グループ5 | ドイツ・メキシコ・チュニジア |
| グループ6 | エジプト・ベルギー・チェコ |
| グループ7 | ブルガリア・フィンランド・カタール |
各グループから1チームずつが日本にやってきます。なのでポーランドとイタリアとアメリカが同じ開催国に入ることはありません。この抽選会が
3/17(金)21:00~
に行われる予定です。その模様は↓でLIVE配信予定。
ドキドキワクワク!!
一つ気になるのが…
JVAのレギュレーションには「抽選」と書きつつ
「C→B→Aの順に割り当て」
といった表記もあるんですよね。なので最初は前回の東京五輪予選と同様に、順当に世界ランク順に振り分けらるもんだと思ってたのですが…ランク順に振り分けると日本がB組であれば
イタリア・スロベニア・キューバ・カナダ・メキシコ・ベルギー・フィンランド
がやってくることになります。ただこれはおそらく先述のグループ内で抽選を行い、そこで優先順位を決めてグループ1の中で1番を引き当てたチームがCの中国に割り当てられるってことになるのかなと。ということであれば開催国の世界ランキングがバラけている方が、C(つまり中国行き)を引き当てた方が有利になって抽選の意味合いも大きくなりますね。みんなブラジル行きは避けたいと思っていることでしょう。
ちなみにこの大会で出場権を獲得できるのは
各開催国の上位2チームのみ!!
ここで出場権が取れなければ、来年のネーションズリーグ予選ラウンド終了時点での世界ランキングに委ねられます。ここでいち早く獲得すれば、来年のネーションズリーグは戦力を温存しつつ五輪に備えられるので、昨今の選手の酷使問題による負傷等のリスクも下げられますね。




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