年始早々に巨大地震がありましたが、皆さんいざというときの備えは万全ですか?
自分は南海トラフのエリアに住んでいます(なんなら津波被害にも遭います)し、2018年の大型台風でたった1日でしたが停電を経験し、2019年末にNHKで放送された「パラレル東京」というドラマの視聴を機に、4年前から防災グッズを買い揃え、以降YouTubeで防災系の動画を見ては少しずつ買い足したりしています。昨年は関東大震災からちょうど100年ということで、地震関連の番組・特集も数多く放送されていましたし、そのときに買った方も多いかもしれません。
とはいえ、買わないとと思いつつも結局買っていない方が多いと思うので、これを機に少しずつでも買い揃えていきませんか? 今(2024年1月5日時点)ちょうどAmazonでセールもしていますし笑 やはり今回の震災の影響でかなり売れているのか、1ヶ月以上入荷待ちになっているものも出てきています。
自宅で避難生活ができる場合と、避難所生活を余儀なくされる場合とでは揃えるものも変わってくるとは思いますが、ひとまず自分が持っているものを中心に紹介します。
防災リュック
ヒカキンがおととしコレを紹介していました。
個人で100均に売っているものをベースとしてリュックに詰めていく方が断然安く済みますが、今なお防災グッズを買い揃えていない人がマメに買い揃えるとも思いませんので、とりあえずこういうのがあれば安心感が違います。
これをベースに自分が必要なもの、必要ないものを整理し、これに入っていないものを買い足して補充するのがいいかなと思います。いざというときの避難時に背負って逃げるものなので、玄関あたりの取り出しやすいところに置いておくのがいいかと。(といいつつ自分は見た目的に結局シューズクローゼットの奥の方に収納されていますが…)
ポータブル電源
ちょっとお高いですが、自分はこの機種にしました。本当はもっと容量大きいものにしたかったですが、価格とのバランスでこちらに。いざというときに家電が動かせるのは大きいです。あとソーラーは気休め程度かとは思いますが、無いよりはいいかなと。このソーラー、結構でかいので保管場所ががが。車庫に保管してますが、一年に1回整理するときに「これなんだっけ?あ、ソーラーパネルか」ってのを3年繰り返してます笑
以前にこれよりも安いモデルを買ったのですが、やはり容量に不安があったのでこっちを買い足しました。結局そうなるなら最初からある程度高いものを買っておいた方が結果安くつきますが、小さい方は車に積んでます。
防災トイレ
震災時に自宅のトイレを使用するのは危険。配管が断裂している場合に水洗トイレを流すと逆流する恐れがあるからです。トイレに水を流すために浴槽に水を溜めている方が居ますが、この情報は古いのでご注意を。購入されたら、いざというときのために一度使ってみることをオススメします。
モバイルバッテリー
スマホは電波が入らない可能性もありますが、いろんな用途に使えますし、やはりスマホ命の現代社会でバッテリー切れは避けたいですよね。これとともにケーブルもきちんと揃えておきましょう。
モバイルバッテリー(乾電池タイプ)
先程モバイルバッテリーを紹介しましたが、電気がストップしているときにモバイルバッテリーを使い切ってしまったらもう充電ができません。その点、このタイプだと単三電池がある限り充電し続けられます。とはいえ大量の乾電池を持って避難することは現実的ではないので、在宅避難用にはなります。
乾電池
ということで乾電池はたくさんあった方が安心できますね。乾電池を使うものは単3に統一しておいた方が他の種類の電池を購入する必要がないので何かと便利。
ヘッドライト
懐中電灯を揃えようと思う方が多いと思いますが、いざというときは両手を空けて避難できる方が望ましいので、こういうヘッドライトタイプの方がいいみたいです。乾電池を備蓄している場合は乾電池型でもいいかもしれませんが、明るさを取るとその分重くなりますし、一長一短ですね。これ使うときは屋外になるでしょうから、充電型の方がいいのかも。
長期保存水
言わずもがなの水ですね。食べられなくても水があればなんとかなります。自分は自宅だけでなく、職場でも閉じ込めにあった場合を想定して、複数箇所にこの長期保存水を置いています。車にも。
カセットコンロ
これがあればお湯も沸かせるし、鍋もできます。震災時に野菜を簡単に取る手段として手軽な鍋料理。ということで鍋つゆと野菜はできるだけ自宅にあるようにしています。正月のすき焼きパーティーもこれでやりました笑
カセットガス
コンロのお供にこれは欠かせません。ポータブル電源があれば電気ケトルを使えますが、こっちで賄えるのであればその分ポータブル電源は別のことに使えますしね。昨日ダイソーに行ったらこれ売ってましたし、ホームセンターでもよく見かけます。
ホイッスル
閉じ込めにあったときに叫んで救助を呼びがちですが、そうすると体力を消耗することになるのでホイッスルで居場所を知らせることが推奨されています。普段持ち歩くバッグに1つ、あとは防災リュックの外側に取り付けたり職場にも複数箇所に置いてすぐ使えるようにしています。こちらも100均のもので十分かと思いますが、紹介した商品はよく売れているのか、もう白しか残っていません。
車載用防災セット
車の運転中に災害に遭うことも想定して車に載せています。閉じ込めにあったときにガラスを割って逃げる用のハンマーは必須ですね。
震災体感番組
自分が危機感を抱いて防災グッズを買い揃えるきっかけになったNHKの番組です。ドラマパートも面白かったですが、「生きるスキル」というノウハウ番組も良かったです。学生時代に習った防災訓練の内容がすでに時代遅れになっていることもあるので、ぜひアップデートしましょう!
別途NHKオンデマンドの料金が必要になりますが、興味ある方はぜひ見てみて下さい。今回の震災を気にまた再放送してくれたらいいのですが。
いやぁ、それにしても歳いくとNHK見る時間増えるんですわ…笑
おわりに
ひとまずこんなところでしょうか。また他にもあれば追記します。
買い揃えてもいざ本当に電気ガス水道が止まってしまったときにきちんと使えるのか、実際にライフラインを利用せずに何日か過ごしてみるという番組(なにか忘れた…)を昨年見たのですが、シミュレーションしておくことって大事かもしれないですね。
カップ麺なんかも意外と賞味期限短いので、食べてはまた補充するという「ローリングストック法」で凌ぎましょう。
小さなことですが、車での避難生活も想定して、ガソリンは半分になったら満タンにするようにしています。
あ、食料に関してはカンパンとか長期保存できる非常食に目が行きがちですが、やはり災害時にこそある程度美味しいものが食べられた方が少しでも安らぐと思いますし、普段食べているものを備蓄しておいたり、避難用の防災リュックには好きなお菓子・グミなどかさばらないものも入れておくと良いみたいです。特にお子さんがいる場合はなおさら。
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