ネーションズリーグに参加中の女子韓国チームですが、今大会も現在9連敗中。12戦全敗だった前回大会から通算21連敗中で世界ランクはどんどん下降中。
では現在の世界ランキングを見てみましょう。
現在の世界ランキング(2023.06.28時点)
あれ、おらん… もう少し下まで見てみましょう。
あ、おった!36位!!
さすがに下がりすぎ…ただ現行のシステムである限り、大会に出ていない国はポイントが増えも減りもしないので、出ている国が負け続けると減る一方、順位も抜かれる一方。
2025年以降から大幅に大会スケジュールが変更され、世界バレーが2年に1回(しかも32チーム参加)になるのは、この辺のランキングシステムに対するテコ入れも視野に入ってるのではないでしょうか。「大会に出ていない国」というのが減りますので。
韓国の世界ランキングの推移
ちなみに手元の世界ランキングの画像を探してみたのですが、
東京五輪で4位入賞した時点では226ポイントで14位
昨年のネーションズリーグ全敗で19位
世界バレーでは1次ラウンド1勝4敗で敗退し23位
そして現在の36位に至っています。
このあとドミニカ、中国、ポーランド戦を残しているので、このまま全敗してしまうともう少し下がってしまいますね。
このまま全敗しても、ルールが変わらない限り韓国は入れ替え戦にあたるチャレンジャーカップには回らず、このまま来年のネーションズリーグも出場できます。それにつきましては以前に下記の記事にまとめていますので、よかったらご参考にして下さい。
このルールのため、昨年は降格したベルギーから不満の声が上がっていましたが、今回もルール変更がないとコアチームである韓国は残留し、クロアチアもしくはブルガリアが降格しそうですね。タイも現在コアチームのため降格しません。
ちなみに男子はコアチームだった中国が現在コアチームではなくなっていますので、女子も見直しが入るかもしれないですね。
どうして韓国は弱くなった?
期せずしてこのような記事が出ています。
日本もVリーグでは男女で1年おきにミカサとモルテンが入れ替わる問題がありましたが、東京五輪を前にして現在ではミカサに統一されています。
まとめ
今年はアジア選手権があり、そこで何勝かすればポイントを多少回復できるとは思いますが、そのあとの五輪予選でも連敗が続くと、また減らされるのでなかなか上がってくるのは難しそうです。ナショナルチーム・アドバイザーのキムヨンギョンの代表復帰を望む声もでてきそう。
ここまで下がってる分、来年のネーションズリーグで上位食いをしまくれば一気にポイントを回復できる(8勝くらいすれば軽く100pt以上稼げそう)ので、一発逆転で世界ランク枠で拾われてパリ五輪に…はないか笑
コメント
百年逸材を待つ。
ヨンギョンが抜けたばっかりなので、次は22世紀ですかね…