バレーボールアジア選手権女子・初日から波乱?順当?

アジア女子

初日の結果

[1次リーグ]
日本3-0イラン(25-18 25-16 25-22)
中国3-0香港(25-15 25-12 25-6)
ベトナム3-2韓国(25-22-25-19 23-25 17-25 13-15)
カザフスタン3-2フィリピン(25-21 17-25 24-26 27-25 15-6)
タイ3-0オーストラリア(25-14 25-16 25-22)
チャイニーズタイペイ3-0ウズベキスタン(25-11 25-10 25-11)

詳しいスタッツはこちら↓

https://asianvolleyball.net/new/wp-content/uploads/2023/08/Bulletin_No2_Sr.Women_.pdf

1次リーグはランキング上位国が順当に勝ち上がりますが、韓国がベトナムにフルセットの末敗れています。ベトナムは今年のアジアチャレンジカップで優勝し、アジア代表としてネーションズリーグの出場権をかけたチャレンジャカップに出場していますし、その他の国際大会にも出場して国際経験を積んでいます。

一方の韓国はネーションズリーグで2年連続全敗での最下位、ますます厳しい状況になっていましたが、ここでベトナムにまで敗れる状況になっています。今大会、パクジョンアやカンソフィは出ていますが、ネーションズリーグでのメンバーとは3分の1ほど代わっています。

世界ランキングがさらにダウン

以前下がり続ける韓国の世界ランクについて取り上げましたが、この敗戦でまたダウンしています。

今回の敗戦で世界ランキングは3ランクダウンの38位に… フルセットだったので被害は最小限でしたが。

東京五輪でベスト4に入り、40ポイント以上稼いだ分も食いつぶしてしまい、これは韓国バレー史上最低の順位ではないでしょうか。

こうなってしまうと、コアチームということでネーションズリーグの出場を無条件で許されている今の状況への批判が高まってもおかしくないですね。ただ出場したところで、連戦連敗だとまた世界ランクは下がり続けるだけなので、選手に国際経験を積ませるのと天秤にかけたときにどちらがいいのでしょうかね。

ネーションズリーグで最下位になっても韓国が降格しない理由↓

日本の2次リーグの相手は?

Pool Bの日本は2次リーグでPool Dの上位2チームと対戦しますが、B代表とはいえまず中国の1位通過は堅いでしょう。気になる2位争いですが、その可能性の高いカザフスタンとフィリピンの直接対決でカザフスタンが勝利したので、中国・カザフスタンとの試合になりそうですね。

Pool AとBが3チームしかいませんが、おそらく開催国のタイと前回優勝国の日本のPoolが楽になるようにこのようになったのかもしれません。ただB代表が出ている日本としては、男子のB代表と違ってみっちり合宿・遠征を重ねて作り上げているチームではないので、むしろ大会を通してチームを固めていきたいところを考えると、CやDよりも1試合少ないのはデメリットになってしまうかもしれないですね。

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