まだ今年の大会も始まっていませんが、来年からネーションズリーグ(VNL)の大会方式がいろいろ変更されると、本日FIVBが発表しました。
参加チーム数16→18へ
これまでの16チームから2チーム増え、男女各18チームずつで開催されます。増える2チームをどのように決めるかについては
・チャレンジャーカップ優勝国
・VNL出場権未獲得の世界ランキング最上位国
とし、今年のVNL2024からの降格チームは出さないとのこと。
入れ替え戦はどうする?
これまではコアチームを除く最下位のチームが自動的に降格し、VNLの出場権を持たない国で行われるチャレンジャーカップで優勝した国が自動的に昇格していましたが、来年より以下の内容に変更されます。
・コアチームやチャレンジャーチームをなくし最下位チームが自動的に降格
・VNLの出場権を持たない世界ランキングの最上位国が昇格
ということで全敗で最下位の韓国がなぜ降格しない?というような矛盾はなくなります。
しかしチャレンジャーカップが無くなるため、そこでしかなかなか見られないチームもあったので、そういったチームの試合が見られなくなるのは残念ですね。
男子のウクライナとか楽しみだったんですけどね。男子のトルコもここで経験を積んで今年ついに本大会初参戦ですし、そういったチームの国際経験を積む場が減ってしまいます。
試合スケジュールの変更
これまで火曜から日曜の6日間の中で各チーム4試合を行っていましたが、5日間にすることでホームチームが出場しない日程を減らす意図があるようです。
スケジュール的には
予選第1週→予選第2週→予選第3週→ファイナル
という流れを男女交互に行うことに変化はありませんが、2週目と3週目の間に1週間の休息週(WEEK OFF)が設けられます。これまでは毎週男女どちらかが開催されていましたが、男子も女子も試合を行わない週が真ん中にできることになります。
2027年までの3大会分はすでにスケジュールが下図のように決まっています。
全18チームを3都市6チームずつに分けて1週間に4試合を行うので、予選の試合数は従来の12試合のままです。対戦しないチームが3→5に増えます。
予選の上位8チームがファイナルに進みますが、ファイナル開催国は予選9位以下でもファイナル進出が約束されるのも従来通りで、ファイナルは一発勝負のトーナメント戦です。
2028年大会についてはロス五輪に合わせて圧縮スケジュールとなるため、後日決めるとのことです。
まとめ
今後世界の主要な国際大会は
・オリンピック
・世界選手権(世界バレー)
・ネーションズリーグ
の3本立てに再編され、ネーションズリーグも上記のように変更することでより多くの国で開催し、ファン層の拡大を狙っていくようです。また日本開催が期待されますね。
※ワールドカップバレーは2019年大会をもって事実上消滅しています
おまけ
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