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黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会とは?
1952年から行われている、国内のトップチームからクラブチーム・大学・高校などが参加するお祭り的な大会で、毎年ゴールデンウィークに大阪で開催されています。今年でなんと72回目!
名前や形式は何度か変更になり、黒鷲旗と呼ばれるようになったのは1984年大会からです。1996年から与えられていた「天皇杯・皇后杯」も、2007年に天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会が新設されたことによってなくなりました。
現在存続が危ぶまれていますが、それについては「まとめ」で後述します。
男子16チーム
パナソニックパンサーズ |
サントリーサンバーズ |
JT広島サンダーズ |
日本製鉄堺ブレイザーズ |
東レアローズ |
ジェイテクトSTINGS |
北海道イエロースターズ |
富士通カワサキレッドスピリッツ |
ヴィアティン三重 |
アイシンティルマーレ |
早稲田大学 |
順天堂大学 |
東海大学 |
近畿大学 |
駿台学園高校 |
SUISEN |
V1:6チーム
V2:4チーム
大学:4チーム
高校:1チーム
クラブ:1チーム
V1から4チームが不参加のため、V2から4チーム参加、また全日本クラブカップの昨年のチャンピオンが参加となっています。
ヴィアティン三重は初出場。
出場辞退理由について
ウルフドッグス名古屋はアジアクラブ選手権に出場予定だったために辞退、またヴォレアス北海道も公式サイトで理由を発表し辞退、東京グレートベアーズは理由は述べずに参加見送りを発表(昨年の不参加はビーチバレープロジェクトとの兼ね合いだった模様)、VC長野トライデンツも公式サイトで発表されています。
エントリー制ではなかったの?
ヴォレアス北海道の池田氏のポストによると黒鷲旗はエントリー制ではなく推薦とのことです。
あれ、ウルドが出場辞退を発表した時に「当該大会のエントリー期間において」というワードがありましたが…
これに関してはご本人様から直接補足をいただきました🙇♂️
つまり推薦されて初めてエントリーするのか辞退するのかを選択するようで、ウルドはその選択期間に辞退をしたということですね。ということでヴォレアスも推薦されたものの、公式サイトに書かれている理由で辞退したとのことです。
女子16チーム
JTマーヴェラス |
埼玉上尾メディックス |
トヨタ車体クインシーズ |
デンソーエアリービーズ |
久光スプリングス |
日立Astemoリヴァーレ |
東レアローズ |
岡山シーガルズ |
PFUブルーキャッツ |
KUROBEアクアフェアリーズ |
プレステージ・インターナショナルアランマーレ |
筑波大学 |
東海大学 |
福岡大学 |
下北沢成徳高校 |
金蘭会高校 |
V1:11チーム
大学:3チーム
高校:2チーム
VリーグチャンピオンのNECレッドロケッツは男子のウルフドッグス名古屋と同様に、アジアクラブ選手権参加予定だったために出場を辞退しています。
なおアジアクラブ選手権は9月に延期となっていますが、NEC・ウルドともに辞退は変わらずです。
対戦日程
チケット情報
一般発売
2024年4月12日(金)12:00~
当日券も販売予定とのことです。
先行販売(抽選)
一般発売に先がけ、バレとも会員限定で4/7(日)11:00~先行受付(抽選)が行われます。
席種については黒鷲旗の公式ページに掲載されています。
今大会の変更点
前回大会の予選リーグは3セットマッチでしたが、今大会は全試合5セットマッチに戻っています。朝から観戦される方は覚悟しておきましょう笑
また準々決勝の設営について昨年までとは変更になっています。
昨年はなかった予選リーグでのアリーナ席が復活、また準々決勝からプレミアムシートとアリーナ指定席が用意されていることから、準々決勝は昨年までの4面コート→再び2面コートに戻るようです。
公式サイトの2面(準々決勝)をタップするとそこには「準決勝」と書かれていますが、間違いですよね?
男女各1面ずつとなればどこ見たらいいか問題はだいぶ解消されますね笑(というか昔は2面コートでした)
テレビ放送・配信について
テレビ放送
今年はGAORAにて準決勝・決勝が生中継されます。
男女通しの放送枠なので、レコーダーで長時間録画の時間制限がある場合は注意して下さい。一度女子が終わった時点で停止してから、再度録画した方が安全かもです。
[解説]
男子:古賀太一郎
女子:迫田さおり
地上波は毎年MBS(関西ローカル)で深夜にカットしまくりの決勝戦のみを放送してくれていますが、今年はありません。近年は代表選手が出ていないので去年も放送されていなかったかもです。それこそ平成前半までは開会式や1回戦から放送されてたんですけどね…
ネット配信
今年も毎日新聞のサイトにて全62の試合ライブ配信決定!
見逃し配信(有料)についてはVリーグの配信でおなじみの「V.TVイージースポーツ」で視聴可能です。
先日まで見られていた昨年のアーカイブは現在見られません。
公式サイト
まとめ
石川祐希の中央大と柳田将洋のサントリーが対戦したり、大学チームがVチームを撃破して決勝まで勝ち上がったりなど、数々の名勝負を繰り広げてきた黒鷲旗。
五輪年の黒鷲旗は日本代表選手が出場していませんでしたが、そもそも近年は代表シーズンが短縮化されていることから五輪年でなくとも代表選手の参加がなくなってきています。今年も代表合宿に参加している選手は出場しないでしょう。裏を返すと、日本代表の登録メンバーに入っているにも関わらずこの大会に出てた場合、その選手はネーションズリーグに出場しない可能性が高いかもしれません。
またBチームは5/13から合宿なのですが、5/8までのトレセンでのA合宿に一緒に参加するのかによって黒鷲旗への参加が変わってきそうですね。代表登録メンバー32名全員が合宿に参加することはないとしても、黒鷲旗に出場するメンバーがギリギリ、もしくは足りないなんていうチームが出てきたりはしないでしょうか。
また来季から開幕するSVリーグのプレーオフが5月まで行われるとの情報がありますので、そうなるとこの黒鷲旗を日程が完全に被る可能性が出てきました。
2024年度の天皇杯皇后杯全日本選手権のファイナルがこの黒鷲旗と同じ会場のAsueアリーナで行われることも決定していますし、伝統あるこの大会が今回で最後になるのかもという噂もあります。もしかしたらSVチームを除いて存続するのか、日程が変わるのかはわかりませんが、現状のV1から高校生まで出場するお祭り大会としての開催は今回で最後になる可能性が高いので、自分もどこかで都合つけて見に行けたらと思っています。
追記
会場にこのような掲示がありました。リニューアルも含めた調整を含めているとのことです。5月末頃の発表を待ちましょう。
おまけ
黒鷲旗って2011年に60年の歴史を振り返る貴重なDVDが発売されています。
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